バイオクリーチャーが徘徊する人体ダンジョンのような場所に飛ばされた美影であったが・・・・・・。
(注:人によったら気分が悪くなるようなデザインになっていますのでお気をつけてください タイトルのとおりなので。 バケモノ度マシマシのデザインもたまにしたくなるんや堪忍な。
美影は人体の中のような奇妙なダンジョンに飛ばされてしまった!
ここに出てくるモンスターはどれも珍奇な色合いに不気味な見た目のクリーチャーばかりだだ!!
「うぇー……ほんまここのやつらキモイしさっさと脱出したいなぁ……」
ついさっきも襲ってきた口に腕が数本生えたかのようなクリーチャーを倒した美影はうんざりしながら
べチャべチャという音を立てて歩いていた。
まるで生きているかのように脈動する壁や柱にところどころに粘液上の物体がとびっちっているのだ。
とダンジョンを探索していた美影の真上から突如ぶしゃー!!と天井にぶら下がる乳房のような物から吹き出た蛍光色の液体が降り注いだ!!
「げほっおえぇぇ……」
唐突に降り注いだ液体をいくらか飲んでしまった美影はあまりのまずさに吐き気を催し壁際に思わず戻してしまった……。
ばら撒かれた胃の内容物はそのまま壁にしみこむように消えてしまった。
どうやら吸収したようだ……。
「うえぇ……まじで気持ち悪いなここ……。」
美影は、【浄火】で体を清めた。
黒い炎が全身を包むと蛍光色の液体まみれの装束も髪の毛もすっかりきれいになった。
探索を再開した美影はその後も何体かのクリーチャーを退治し先へと急いだのだが……。
どくんどくん。
どくんどくん。
先ほどからどうも心臓の鼓動がやけに大きく聞こえる……。
しかもそのたびにどんどん体が熱くなってきたことに気づいた美影は比較的粘液の少ない場所を選び
少し休むことにした……。
どくんどくん。
どくんどくん。
どくんどくん。
どくんどくん。
疲れが取れるどころかどんどん鼓動は激しくなり体も耐え難い熱さになった美影はそのまま意識を失った……。
「ん……んぅ……」
やけに胸元が張ってくる苦しさに美影は目を覚ましたが……。
「いいいいいいいいいやあああああああああああああああああああああああ!?」
自分の体の視界に入った異形の体に思わず大きな悲鳴を上げた!!
それもそのはず、目の前にはいつもの控えめな胸元ではなく巨乳どころか人間離れした大きさの乳房が三段並んでいるのが見えたからだ!!
腕で触って確認しようとした美影はさらに驚くことになる。
ぶるんぶるんとした感覚が肩から発せられ目を向けるとなんと両腕も乳房に変わっていたのだ……。
「なんやのこれなんやのこれ!?」
ブルンブルンと体中に生えた乳房と伸びきった乳首を震わせながら君は戸惑いおびえる。
「絶対さっきの変なの飲んだせいや……」
妙に重さを感じる身体をどうにかひねって下半身を確認した美影だが今度は言葉も出なかった!!
引き締まった自慢の足は見るも耐えない脂肪の塊、やはり乳房そのものになっていたうえに何列もならんだそれはまるで芋虫のようにも見えた。
「いや!いや!こんなんいややぁ!!」
またもブルンブルンと全身を振るわせた美影は体中がむずむずとしてきた。
それはトイレを我慢しているかの時のような感覚だ。
「あっあっあっ……あかん…いやや!!」
と叫ぶものの全身に生えた乳首から普通ではありえないよな奇妙な色合いの液体を撒き散らした!!
「はぁあああああんんっ!?」
今までに感じたことのないレベルの性的刺激に声を上げた美影であった。
びゅるびゅると奇妙な液体を噴出す乳首の色はこれまた不気味な色合いに変色してしまっている……。
「うぅ……これじゃウチバケモンやんか……。んぅっまた……でるぅっ!」
びゅるるるるると液体を噴出すごとに今度は肌の色まで変色し始めた……。
どくんどくんという鼓動がまた激しくなり美影は耐え切れず意識を再び失った……。
「うぅっぐ……グエェ……」
内臓までかき回されるかのような感覚にうめき声を上げ目を覚ました美影であったが今度は顔がとてつもなく熱くなってきたのだ!
「いぎっいやっ!なにっ!?んぐううううう」
ひょっとこのように口が伸びていくとぶるんと一度ゆれ美影の顔は無様にも変形してしまった。
「にゅおっ!にゅううう!?」
ぴろぴろと青紫の舌を揺らしながら妙な声を上げる美影。
変化はさらに目や鼻にも及びだした……。
「にゅぉっ!?にゅぷぅっ!?!?」
一面自分が撒き散らした液体びたしになり水面は今の美影の姿の変わっていくさまを容赦なく反射し
見せ付ける。
鼻が左右の穴ごと伸びて二手に分かれると耳のあたりに移動し肥大化した。
ぷるぷるとゆれるそれは不気味な肉塊としかいいようがなかった。
「にゅふぃっ!にゅふんっ!」
触覚のようになった鼻がスピスピと間抜けな音を立てている。
あまりの代わりぶりにおののく美影であったが今度はまつげや眉毛がごわごわとした剛毛になり伸びると
目玉が後ろから押し出したかのように飛び出した!!
そのすがたはまるで出来損ないの出目金のような顔だ!!
「にゅぅうううううううううううううううううううううううううううううううう!?」
どうやら変化が終わったようだがそのあまりの変わり果てぶりに美影はまた奇妙な鳴き声をあげたのだった……!!
美影は【種族:バイオクリーチャー】【クラス:オッパイモムシ】に変化した!!
「にゅっにゅーにゅにゅーん♪」
あれからどれくらいの時がたったのだろう。
美影だったオッパイモムシはご機嫌そうに鳴き声をあげながらダンジョン内を徘徊していた。
あまりの変化に耐え切れず美影の心は壊れてしまいその上にクリーチャーとしての本能が上書きされたのだ。
もはや自分が人間だったなどという記憶もなくその名残も頭部にのこった髪の毛だけがその証……。
今日も餌になるクリーチャーの体液を求めて浴びれば人間を同族に変える汁を撒き散らしながらはいずりまわるのであった。
「にゅっぷーぃ♪」
【鈴華美影/人間♀.17/退魔師LV51】→【みにゅむにゅ/バイオクリーチャー♀.20/オッパイモムシLV34】
たまにはグロテスクなクリーチャーもいいですよね、それを生み出して形にするのも才能ですし。
大量の乳房、それも巨乳の集合体となって、最終的に心が壊れて本能に上書きされてしまってアナザーエンド、といったところでしょうかね。
なかなか強烈な見た目で、まさにクリーチャーですね。
オッパイモムシという名前も的を得ていると思います。
このまま醜い姿で這いずりまわったり、はたまた羽化してしまったりもしそうですね。
ありがとうございますー。ニューニューなきながらのしかかってきますので遭遇したらさっさか逃げましょう。
仮にこの姿のまま理性を保ってダンジョンを攻略したらどうなるのでしょうか?
コメントどうもですー。
そもそも攻略できないですー。(エリアボスを倒せない
このまま意思を保ったまま冒険したとして美影はどうなるんでしょうか?
蝶のような姿に進化するのでしょうか?
特には決めてないです。はい